2020/4/10 SNS
私はSNSが苦手だ。というか苦手だった。
でもSNSのデビューは早かったと思う。当時は年齢制限?のようなものがなかったので中学生のころからTwitterをやっていた。しかも当時はとても楽しみながらTwitterをしていた。当然だが高校生になってもTwitterを楽しみながらやっていたし、なんならInstagramも投稿さえしなかったが友達の投稿なんかをニコニコしながら見ていた。
大学生になると性格がひん曲がっていったのか友人が「酒飲んだわー」だの「彼女とディズニー行ったー」だの「オールしちゃった!」だのという投稿に対して"高校生かよ!"とか"クソしょうもねえバカばっかりだな"と嘲笑うような感情しか湧かなくなってSNSを見るのを辞めた。InstagramもTwitterもアカウントを消した。
僕は大学生になって多くの人と付き合うのが面倒くさくなり、あまり人と会わなくなっていた。かろうじて彼女がいた時はデートでたまに外に出ていたが別れてからは、1人で家にいる時間が多くなった。
小中高と友人はかなり多い方だったと思う。高校生の時など知り合いの多さから、圧倒的な得票率で生徒会長になったほどだった。でも、大学に入ると友人と呼べるような存在はほとんどできず、作ろうともしなかった。
別にこの日記でかっこつける理由もないので言ってしまうが、私はそんな自分をみじめだと感じていた。友人たちが楽しげにしている投稿を見て羨ましいと思っていた。だから過去の友人たちの投稿を見ると反吐が出るほど嫌悪感を抱く。でも自分がみじめであることも受け入れられないので友人達を嘲笑うことで平静を保とうとしていた。
別に私は友達や彼女を作れ!と言っているわけではない。他人を嘲笑うことで自分の心の中にある自分を落ち着かせていても何も状況は変わらないということだ。家で1人、他人を嘲笑ってばかりいると時間はあっという間に過ぎていく。それは自分にとって身のある時間では決してない。むしろ暇つぶしにもなっていない。
そんなことに気づいたのはつい最近で今では心穏やかにSNSライフを再開している。他人が楽しそうにしている投稿を見ても"あー楽しそうだなー"ぐらいにしか思わなくなった。そこで嘲笑ったり、バカにしてもしょうがないので他のことに時間を使うことにした。それは趣味のことでも勉強でもなんでも良いと思う。
すると驚いたことに1人でいる時間も良いように思えてきた。人間の脳みそなんて少し見方を変えるだけでこうも変わるのかと驚いた。今年の転入試験の結果がどうなるかは分からないが、両年とも孤独に転入試験と戦うわけだが、結果がどうなっても去年とは違う気持ちで合否を受け入れられる気がする。
So Yesterday/ヒラリー・ダフ